昭和精吾の●陸●海●空

もと天井桟敷俳優、昭和精吾のブログです。

2010年05月

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この位置から見るツリーは氾濫している。ご多分にもれず俺も短い橋に立つ。
何人かのカメラを持った方々同様、今一晴れてくればいいな、であった。
これって634になったら塔の先端が水面から切れるよね。完成したら確かめに来よう。

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我が家のマンションからもツリーが、このように工事最中の先端が見えるようになってきた。ビルの谷間を通して東京タワーが遠く霞んで見えり、ディズニーランドの花火が風向きによっては音と共に見えたり、高層でもないのに変な所に位置している棲家でる。リタイアしたいが、それもできず久しぶりの平日休み。小さなデジカメぶら下げてツリーの近くへでも行って見るか!


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寺山さんへ

昨日は、サヨナラした日のように吸い込まれて行く五月晴れではありませんでしたが、あの日と同じくらいの暖かさはありました。
初夏の陽が舗道にビルの長い影を落としておりました。
そちらの天気はいかがでしたか?
午後0時5分、築地本願寺の左側の一通を走っていました。
車を停め高尾方面に向かって合掌した一回り小さくなった俺の姿が見えたでしょうか?


一週間、11回公演はきつかったです。
かつては天井桟敷でもっともっとハードな公演も空を見ながら平気でしたが、「やっぱしね、寺山さん、俺も」と言ったところです。
観に来てくれた通院している看護婦さん二人に貰ったフランスの一見高級そうなワインを傾けながら渋谷公会堂での「邪宗門」のライブを聞きましたが、やがて口と耳が一致せず途中から焼酎に変えました。
「昭和!これじゃ最後まで芝居が行かないぞ!途中で騒いでいる連中に壊されたら今までやった詩をマイクでがなり立てろ!俺は上で劇場のライトを全部消すからな!」
懐のドスを見せながら照明室に消えて行ったのも、つい昨日のような気がします。
そして今あの時の「おぎん」を始め共演したメンバーの何人かは寺山さんの元に旅立ちましたが、このライブには時過ぎ行くとも鳥肌が立ちます。
初演は1971年、ヨーロッパでしたよね。
台本の絵を掲載します。

邪宗門台本


「ホォ〜!よく持っていたな」
驚かないで見てあげて下さい。
ところで、この渋谷公会堂の「邪宗門」のライブ音源欲しい方には実費でダビングしてあげます、と言いたいところだけど、これって寺山さん、著作権法違反になりますよね?(この道に詳しい方はご回答を!)


寺山さん素朴な質問ですが「さよならだけが人生ならば〜」、そちらの方にもさよならがありますか?    

では、またです。

平成22年5月5日        昭和精吾

寺山さんへ

寺山さんごめんなさい。

明日は寺山さんとサヨナラした日ですけど俺、仕事があって再会できません。勘弁してしてください。
出演者の若い子達に手取り足取りされながら無事にあの伝説の(当時は、はっきり言って観客がお互いに怖かったですよね)邪宗門を終えました。やっぱり時代が違っていたのかな、鞍馬天狗の語りがメロメロでした。寺山さんの所にお邪魔しました時には是非ダメ出しを! 

俺も来年は古希を迎えて70歳になります。
あの日のあの時のように「親しくなったら人間関係は呼び捨てでいいんだよ。俺、お前の関係が一番信頼が持てるんだよね」、俺はかなり、これを今も実行しておます。来年は古希公演を早々にと考えておりますが、あの時のダメ出しをしてくれた長編叙事詩「李庚順」を始め、本番中に渡された詩など含めジァン・ジァン公演同様「われに五月を」を2〜3時間に構成しようかと思っております。来年のことは鬼が笑うと言うよりは、この時期だと鬼も泣くかと言われる時期かと思いますが、ゆっくりと亀戸天神の鷽替えの時、撮った亀の写真とともに、のっこら〜〜のっこらと構えていきます。
それにしましても、寺山さんは俺以外の劇団員にはどうだったか知りませんでしたが俺には結構嘘をつきましたよね。亀戸天神の「うそ」は嘘ではなく鷽です。

そちらの櫻はどうですか?こちらでは老体の眼球に、青葉若葉が目に染みて涙腺がゆるむ季節です。
鷽替えの日のこの亀ように、お天道様に身を任せ、ゆっくりと四足にはかないませんが頑張らないでやってみよう !と思っております。

100504 亀戸天神の亀


           平成22年5月3日          昭和精吾

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