歪んではいるが我が家から見た十五夜の月である。

そう言えば月雄という孫がいたっけ、もう、何年もあってはいないが立派に成長してくれてるだろうか?
人も羨む婆と孫であったが、その婆も64歳。来年あたり東京のどこかで会わないと、寺山さんが待っているあの月の向こうにいってしまいそうな気がするね。


  婆と子供の ふたりして いついつまでも泣くがいい
  真赤な花も ゆめみずに  山の夜風に 泣くがいい            

     寺山修司  (仮面劇・犬神より)