昭和精吾の●陸●海●空

もと天井桟敷俳優、昭和精吾のブログです。

カテゴリ: 自然

カミキリ虫?


「ふとんを中へ入れて酒でも買いに行ってくるか」
ベランダに出てビックリ!珍客がいた。
たまに蝶やハチ類それにアブラゼミなども来てくれたことはあったが田舎でよく見た「かみきり虫」?に似ているような訪問者、いや訪問虫は初めてである。

玄関から入った形跡は全くなし!
ある程度、高い棲家なので今までハエや蚊にゴキブリ等の訪問にあったことがないのは幸いであるが、やっぱり飛んで来たのかな?
こんな高い所まで黄色のにがうりとゴーヤーの花に誘われて。

それにしても、これってほんとに「かみきり虫」かな?
言いたくないが暑いぜ!

100704藤



ここの住民が狂っているせいか藤の花が突然今頃になって狂い咲きしたが、別に珍しいことではないらしい。
ということで、ここの住民このまま狂ってていいらしい。

おっ母さんが狂った 汽笛狂いだ 水道の蛇口をひねるといきなり発車合図の ポーがとどろいた!
どこもかしこもポーの時限爆弾をしかけられたのだ!せっかちさと響き!    
「革命と理論」と駅伝マラソン、おっ母さんゆずりの時刻表にせきたてられて私はきく!
噴出する歴史の汽笛を!
        (寺山修司「ロング・グッドバイ」より)

にがうりもひと月程がたち大きくなった。どう見ても売っているゴーヤーだよな?
やっぱり一緒か? あとは食べ比べて、どっちがうまいかだ。
それにしても緑のカーテンとは良く言ったもんだ。狭いベランダに涼を呼んでいる。
取って置きの料理を知っている方、御一報を!
100704にがうり

にがうりとゴーヤーどう違うのだろう? それとも同じかな? 別々に書かれた苗を3本づつ植えてみた。
葉の形がそっくりで黄色に咲く花まで一緒だ。これはにがうりで6/9に撮ったものである。
100609にがうり

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満月に花火


日中はまだ残暑厳しいが朝夕はエレベ−ターに通じる小さな中庭の茂みからは秋の虫音が聞こえてくる季節になった。
変といえば変な夏でもあった。
ベランダから偶然見た満月の下に咲く打ち上げ花火がひと夏のたったひとつの思い出になった。

「寺山修司コレクション2」の出演依頼があった頃満開だった藤に、初めて今年種子らしきものが生まれた。

藤の種子



どうすればいいのだ。
このまま秋まで、枝豆のように茶色になるまで待てば種ができるのか?
判らん!
御存じ方、御一報ください。

放送のための叙事詩「コメット・イケヤ」ではありませんが、寺山さんの近くに最近、新しく光り輝いた星が誕生しませんでしたか? やっぱり誕生しましたか。星は二五七☆と命名されました。ステーションより遥かに遠い所から、この我が家の小さなベランダの藤の花が見えますか? 見える! 1年おきに咲く不思議な藤です。

寺山さんは本番前、「昭和、頑張れよ」と一度も言いませんでしたよね。毎回「頼むな」「わかりました」だけでしたね。5月4日からの他劇団へのゲスト出演であれども俺、頑張りません。「わかりました」と言って、ゆっくりと静かに語りに入っていきます。




「遠い昔の70年代に一緒に撮った寺山さんとの写真をイメージして折角見に来て下さるお客さんに、今のお父さんの顔が突然出たら、ショック死する人出るかもよ。どうせ、たいした顔じゃないんだから、先に公表しちゃえば」
しぶしぶ娘に従いました。

「あんたほど、昔と変わった人は、このに世にいないわよね」
「うるせえ!ババア!」「何よ!クソジジイ!」

「昭和は世界一、藤が似合わん男だね」
「俺も、そう思っています」

では、またです。


藤の花の香のなかで         昭和精吾


一粒万倍日という言葉があるそうだが2月下旬なみの寒さの中、六義園に行って来た。



吉野山や高遠や北海道の芝桜などは見たことないが、弘前や角館の桜には感動したし仕事の関係で九段の桜は毎年観ることができる。
我が家の近くにも仙台堀川公園や猿江恩賜公園、亀戸まで続く緑道は桜トンネルくぐりぬけて駅へと通じ、それなりに周りには趣の異なる花見スポットがある。

「一度観てみないとわからん」
期待が大きかったせいか、このしだれ桜には多少ガッカリ。
花よりも幹の太さに感動、大勢の見物客の後ろに回ってシャッターを切った。
31日までライトアップも。

防寒対策しっかりしていかがかな。

昨日の突風で傘を一本壊してしまった。
今朝は台風一過みたいな青空である。




誘われるようにベランダに出たら去年は全く咲かなかった藤の花に、今年はどうも咲きそうな感じを思わせるような大きな蕾を見た。
たいして意味などない。
単純に予感が当たればいいな〜の掲示である。
蕾がいまいちど産声を上げたら報告しよう。

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