2013-05-25万有SUNA打ち上げ


あの紀伊国屋ホールで簡易ソファに横たわりながら最後の演出作となった「レミング」にダメ出しする寺山さんの後姿をオーバーラップさせながら終始舞台を見ていた。
「あれっ?これって天井桟敷公演だよね」
まさに、そう思い起こさせるような見事なシーザーの演出と応えた役者達の「SUNA」であった。
没後30年とあって様々な方、様々な劇団が新しい解釈で斬新な感性を発揮させながら寺山作品を上演したり今後上演しようとしている。それはそれでいい。間違っているとは思わない。何度か芝居や映画を観に行ったが何を観ても「ほぉ、ほぉ」としか言わなかった。
5、6年と短い期間ではあったが寺山さんとリアルタイムで演劇活動が出来たことを今誇りに思っている。

「あと何年位だろう」「わからん」こんな会話が飛び出すようになった終演後の飲み会であった。
高田恵篤、井内俊一、小林桂太がいい。31日までの公演、是非、観てもらいたい。かつての天井桟敷公演を垣間見る事が出来る。
終電で千鳥足で家路に向かう頬に小名木川の川面をなでた風が心地よかった。